The Paris Concert, Edition One



The Paris Concert, Edition One
The Paris Concert, Edition One

商品カテゴリー:インディーズ,ジャズ,フュージョン,ミュージック,ポップス,JPOP
収録曲:I Do It for Your Love, Quiet Now, Noelle's Theme, My Romance, I Loves You, Porgy, Up With the Lark, All Mine (Minha), Beautiful Love,
セールスランク:33744 位
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ビル・エヴァンスというと、スコット・ラファロ(B)とポール・モチアン(Dr)のトリオが有名である。本盤のマーク・ジョンソン(B)、ジョー・ラバーバラ(Dr)はエヴァンスにとって最後のレギュラー・トリオである。このころのインタビューでエヴァンスは、「ラファロ&モチアンとのトリオに肩を並べる」と満足している。
亡くなった当時はこのトリオによるアルバムはなく、死後しばらくしてリリースされた本盤は、この優れたトリオの全貌を初めて現したアルバムとなった。スタジオで録音することはなかったが、演奏活動は活発に行っていた。これはヨーロッパツアーの模様を録音していたフランス国営放送所有のテープからレコードリリースされたが、音もよく、生涯を通じて最もアグレッシブだったエヴァンスのプレイが聴ける。
ラファロとも録音している『マイ・ロマンス』を聴き比べると、力強くスリリングで、それでいて美しいビル・エヴァンス、最晩年の優れた記録である。同日録音のエディション2もすばらしい。(高木宏真)



痛々しいアルバム

私には残念ながらビル・エヴァンスの輝きは感じませんでした。
それは、「ワルツ・フォ・デヴィー」「ポートレイト・イン・ジャズ」などの
名盤と聴き比べてみればわかると思います。中期、後期のアルバムと
比べてもそう思います。端的に言えば、生の輝きが演奏に感じられず、
重々しい。演奏に繊細でみずみずしい響きがありません。体調の悪さが
すべて影響しているのでしょう。聴衆の惜しみない拍手がつらいほどで
す。けれど、後期のアルバムとしては一般的評価が悪くないので、私の
耳が悪いのかもしれませんが?
エバンスの作品としては凄いが、ジャズとしてはイマイチ

本作を聴いて複雑な気持ちなりました。確かにこれはとってもリリカルなエバンスです。ワルツフォーデビーがお好きな方は高い確率で本作をお気に入ると思います。デビーよりもぐっと内省的で、孤高なエバンスがここにいると言えるでしょう。選曲もバラードが中心で、美しいピアノという点においても素晴らしい作品集だと思います。だけども、ジャズのピアノトリオとしては、どうしても、どこか欠ける部分があると感じざるを得ません。いまひとつもっと高い処へ昇れきれない。エバンスのピアノに全盛期程の勢いの良さがない。小さく纏まってしまっているという印象を受けます。Portrait Of Jazz や Sunday At Village Vangard のようなドラマチックなスケールの大きい演奏ではないのです。バックの二人(ベースとドラムス)がエバンスの陰に隠れてしまって、三者の即興の掛け合いのスリルに欠ける展開が残念です。ピアニストビルエバンスの作品としてはかなりの出来だと思いますが、ジャズとしては少しユルユルで生ぬるいと感じます。前述の二作のように何度繰り返し聴いても飽きない瑞々しさもありません。朽ち果てていく最後のエバンスを楽しむしかないのでしょうか。
穏やかでどこまでも美しいエヴァンスのピアノ

全曲通して、とても穏やかで美しい演奏ばかりです。人生の終盤におけるエヴァンスのピアノへの愛情がしみじみと伝わってくる1枚。あまりにも有名な'I Love You, Porgy'の出だしは、まるで午後の穏やかな海が、優しい光に満ちてキラキラと輝いているような音色。聴いている者の心を温かく包み込むように語りかけてきて、何度でも繰り返し聴いていたくなります。エヴァンスは、ラファロ(B)とモチアン(Dr)とのトリオが有名で絶賛されていますが、このジョンソン(B)とラバーバラ(Dr)とのトリオも前者に匹敵する素晴らしさです。それぞれの思いが一体となって、ひとつの美しい音楽を構成しているかのよう。静かで美しいエヴァンスの演奏、愛聴盤になっています。
60年代のエバンスが最も良いと思っているファンには少々難しいアルバム。

60年代のエバンスが最も良いと思っているファンには少々難しいアルバム。ピアノは高いところから低いところまで雄弁に鳴り響き、(こんな言い方はイヤですが)死期が近づいているエバンスが弾きたいだけ弾くためにピアノに向かったら、エバンスが消えて、まるでピアノがひとりで鳴っている印象。これは、特にイントロのソロのところで強く感じます。イントロで弾きたいだけ弾いてしまって、そのあとベースとタイコが入ってからはいかにもツケ足しの感じ。

エバンス自身はこのグループをファースト・トリオに匹敵すると言っていたようですが、私にはよくわかりません。当時の彼はこのトリオのバランスをそう感じていたのかもしれませんが、ファースト・トリオの緊密感はこのアルバムのどこにもありません。ちなみに私が最も好きなグループはイスラエルとバンカーのトリオです。
ライブ録音だからって大歓声入れなくても良かったでしょうに...

ビルエヴァンスの最高傑作は実はCONSECRATIONだったりして。だって、死に至る直前の恐るべき気迫・死相・燃え尽きる直前のエネルギー...ス、スゴイッ!というしかない迫力なのですが、いかんせん、長すぎる・荒すぎる・激しすぎるという側面も認めなければなりません。The Paris Concertは同じトリオメンバーによるもうちょっと前のライブ録音です。まだ、死に神にとりつかれる寸前の完璧なエヴァンスを聴くことができるわけです。エヴァンストリオというとベース・ドラムスも三位一体の、という説明が多いけど、このマークジョンソン/ジョーラバーバラのトリオは確実にエヴァンスだけのものである。かといって彼らが単なる脇役かというとそうではなくというより、3人ともエヴァンス化しており、エヴァンスのピアノを美しくするためにベース・ドラムスもピアノ化している、という感じなのだ。(うまく言えないが、そこの辺がバドパウエルトリオとの違いなのね)こういう特徴はホーンなどが入ったAffinityやWe Will Meet Againではわかりづらい。この静粛な世界はアルバムジャケットそのままだ。ただ、アルバム編集上、すごく惜しい点があるのだ。曲間の大拍手、ビックリするのである。覚めてしまうのである。ライブだからって律儀に入れなくてもよかったんじゃあーりませんか?



Wrong
The Paris Concert, Edition Two
The Tokyo Concert
Homecoming
You Must Believe in Spring
At Shelly's Manne-Hole




The music of Antonio Carlos Jobim "IPANEMA"

The Mystery

The Paris Concert

The Phat Pack

The Poll Winners

The River

The Road to You: Recorded Live in Europe

The Sermon!

The Sidewinder

The Solo Sessions




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