さらば!「スラヴァ」‥。
大好きな音楽家がまた去ってしまいました‥。2007年4月27日、20世紀を代表する偉大なチェリストであるロストロポーヴィチが亡くなりました。享年80歳。‥音楽家としては勿論ですが、私は彼の人柄が大好きでした! ソルジェニーツインを匿ったとして祖国を追われてしまい、彼としては辛い日々を過ごした事もあったでしょうが、そんなことは感じさせない温かくて優しい彼の奏でるチェロは、私にとってかけがえのない日々の慰めでした‥。訃報を知る少し前に彼の指揮する「チャイコフスキーの悲愴交響曲」を聴いていたばかりで、まさか突然に彼が亡くなってしまうなんて…。彼の指揮するチャイコフスキーは私のお気に入りだが、やはりチェリストとしての彼は「カザルス、フルニエ、シュタルケル、そしてフォイアマン」と共に忘れられない素晴らしい存在だと思います。‥この巨匠カラヤンと競演した「ドボ・コン」はヴィルティオーソ・チェリストとしての彼が聴ける貴重な録音でしょう‥! 今までどれだけ彼の演奏に慰められ、助けられたことでしょう‥。ご冥福をお祈りいたします‥。(合掌)
圧倒的な存在感と透明感
ボルザークのチェロ協奏曲をやることになったので、とりあえず最高と云われるものを聞こうとこのCDを手にした。 圧倒的な存在感、透明感が切々と迫る。チェロという楽器がまさに生き物であるかのように、かといって押しつけがましくなく「端正」という言葉がぴったりするほどの明快で爽快な名演奏。恐れ入りました。録音もデジタルマスタリングにより、より端正さが増したのでは?と。 多チャンネルでありながら、空気感が伝わる丁寧な録音にも好感が持てた。
永遠の古典
チェロという楽器の持つ凛々しさを味わうなら、これに優る曲はありません。そんな珠玉の名曲に巨匠同士が真っ向からぶつかりあっているこのCD。メロディーは覚えやすいし、見せ場には事欠かないこの作品は“永遠の古典”と言ってもいいでしょう。シェークスピアの作品を題材とした現代最高の脚本家と役者による一大スペクタクルの記録、そういってもいいかもしれません。 ドヴォルザークを世に紹介したブラームスをしてこんな作品をチェロで作れるのなら、私も作れば良かったと言ったとかか言わないとか。アメリカに渡った後の作品ですので、現代の日本人には他のクラシックよりも馴染みやすいかもしれません。
未だにこの曲最高の名演
ロストロポーヴィッチはこの曲を何回録音しているのだろうか。私が知っているだけでジュリー二、小澤征爾のものがあるが、カラヤンと録音したこのCDが今でも最高の名演であると思う。 役者が揃っている。堂々として、聞かせどころを心得ていて、安心して聴いていられる。スラブ音楽のお国なまりなどは期待する方が間違っているというものだが、メランコリックなメロディの憂愁とした情感はたっぷり聴かせてくれるし、この曲が第1級の名曲であることを証明してくれる名演である。 音質も最新の物と比較すれば奥行きに乏しいかもしれないが、聴き始めてしまえばまったく気にならない。むしろ後年小澤とエラートに入れたものより良いくらいだ。 この曲が好きな人はもちろん、「え、チェロの協!奏曲なんてあるの」なんて言ってまだ聴いたことのない人にも絶対のお薦め盤である。
不滅の名盤
豪快で迫力満点の名演である。これを越える演奏が将来現れることはまずないだろう。文句なしにお薦めの一枚である。
ユニバーサル ミュージック クラシック
ブラームス:チェロソナタ集 ベートーヴェン:トリプル・コンチェルト & ブラームス:ダブル・コンチェルト チャイコフスキー:VN協奏曲 ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 エルガー&ディーリアス:チェロ協奏曲
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