ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調



ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調

商品カテゴリー:ミュージック,CD,DVD,クラシック,音楽
収録曲:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 第1楽章 Allegro, チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 第2楽章 Adagio ma non troppo, チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 第3楽章 Finale(Allegro moderato), チェロ協奏曲 第2番 ニ長調 作品101 第1楽章 Allegro moderato, チェロ協奏曲 第2番 ニ長調 作品101 第2楽章 Adagio, チェロ協奏曲 第2番 ニ長調 作品101 第3楽章 Allegro,
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のびやかな歌が実に魅力的な、マエストロ・セルのドヴォルザーク

 曲そのものの魅力、演奏の魅力、どちらをとっても圧倒的にドヴォルザークの『チェロ協奏曲』が素晴らしかった。ハイドンの曲は、悪い言い方になっちゃうけれども、何か添え物的な気がしたな。ドヴォルザークの音楽を聴いたあとでは、曲の輝きが段違いに劣る感じがして、これならいっそ、ドヴォルザーク一本だけ収めて発売したほうがいい印象になったんじゃないかなあ、なんて思いました。
 てことで、1962年6月録音のドヴォルザークのコンチェルトが素晴らしかった。独奏のチェロとオケとががっぷり四つに組んでぶつかり合う感じではなく、オケとチェロとが室内楽みたいに掛け合いながら、のびのびと旋律を奏で、歌い上げていく雰囲気がありましたね。フルニエのチェロのカンタービレな歌いぶりもいいし、ベルリン・フィルの管楽器群、殊にフルートやクラリネット、オーボエといった木管楽器の演奏が素敵だったなあ。歌わせるところではゆったりとメロディーを歌わせ、締めるべきところではぴしっと締めてアンサンブルを整えるマエストロ・セルの熟練の棒さばきの、うーん、見事だったこと。これは、セルの下、フルニエとベルリン・フィルがドヴォルザークの歌をのびやかに歌い上げてゆく、そこに一番の趣と味わいがある演奏ではないかなと。いやあ、よかったですよ、このドヴォルザークは!
 ドヴォルザークには、問答無用の五つ星を。ハイドンの『チェロ協奏曲第2番』は、音楽の魅力が格段に落ちると感じたので星二つ。で、このCDは言うまでもなくドヴォルザークの曲がメインなので、そちらを優先して五つ星を付けました。



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